合宿を終えた後の演奏が素晴らしいものになりますように
- 泉山民衣
- 2018年12月22日
- 読了時間: 2分
この合宿は、
参加する人一人ひとりが主役であり、
参加する本人の知りたいこと・できるようになりたいこと、
そんな”望み”がテーマとなります。
アレクサンダー・テクニークでは、
自分が今一歩踏み出せなかったり踏み越えられないような課題に対して、
思考の面(何を考えているのか)と動きの面(人が動く根幹である骨・筋肉の働き)、
その両面からアプローチすることで、解決方法を見出して行きます。
一人ひとり、考え方も、骨格も、全てが異なるので、その解決方法も十人十色です。
講師側からの講義形式一辺倒ではなく、参加する本人が抱えている悩みや疑問に焦点を当てて進んでいくことでしょう。
悩みや疑問に、優劣なんてものは全く存在しません。
プロであっても、アマチュアであっても、
ほかの人のレッスンテーマの中に、学びの要素はどこにでも詰まっているものです。
この合宿を通して、
いつの間にか自分自身が奥底に追いやってしまった本当にやりたいことに気づいたり、
やりたくてもできない状況に陥らせせていた自分の思考や動きの習慣に気づいたり、
今までやってきたこととは異なる新しい体験をし、
今まで見えていた世界・視界の幅がグンと広がり、
一皮も二皮も剥ける可能性に満ち溢れています。
例えば、
今までのやり方で「多分こうやればいいんじゃないか」となんとなくやってきたものに対しても、
そのちょっとした疑問を表に出すことで、明確に自信を持って取り組めるようになる可能性が大いにあります。
森の中で、
参加者同士の交流と講師との交流をし、
参加する皆が等しく学び、
ともに探求し、
ともに成長し、
合宿後の演奏が素晴らしいものに変化していくことを心から願っています。
泉山民衣
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